ラストライブとして行われた幕張メッセ 幕張イベントホール
V6、2021年11月1日 幕張メッセ「LIVE TOUR V6 groove」デビュー記念日のラストライブ
V6は、デビュー26周年の記念日にあたる2021年11月1日、千葉・幕張メッセ 幕張イベントホールで全国ツアー「LIVE TOUR V6 groove」の最終公演を開き、この日をもって解散した。生配信もされたラストライブで6人はメンバーが選んだ41曲を歌い、最後の曲はアンコールの「95 groove」だった。

公演データ
| 公演日 | [2][10][17] |
|---|---|
| 会場 | 幕張メッセ 幕張イベントホール(千葉) |
| 公演名 | LIVE TOUR V6 groove(ツアー最終公演) [17][10][9] |
| ツアー | LIVE TOUR V6 groove [5][3][6][10] |
| 全日程 | 2021年10月31日、2021年11月1日 [5] |
| 区分 | ラストライブとして行われた |
| ラストライブになった理由 | 解散 [4][1][2] |
| 出演 | 坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一 [1][13][2] |
| 観客数 | 要確認この日の観客数を伝える公式発表・報道は見つかっていない。会場の幕張イベントホールの最大収容人数は9,000人(幕張メッセ)。[23] |
| 最後に演奏された曲 | 「95 groove」 [2][10][9][17][27] |
| 演奏曲数 | 41曲セットリストを見る ↓ |
| 映像化 | あり [17][19][18][10] |
アーティストについて
V6は1995年、バレーボールのワールドカップのイメージキャラクターとして結成され、同年11月1日にシングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビューした[1]。グループの中には、坂本昌行・長野博・井ノ原快彦の「20th Century」(トニセン)と、森田剛・三宅健・岡田准一の「Coming Century」(カミセン)という2つのユニットがあった[1]。デビューイベントは国立代々木競技場第一体育館で開かれ、代々木はグループの「聖地」として知られる[2]。
代表曲に「愛なんだ」「WAになっておどろう」「Darling」がある。バラエティー番組『学校へ行こう!』のシリーズでも人気を集め、2014年からは3年続けて『NHK紅白歌合戦』に出場した。結成から25年、メンバーが抜けることはなかった[1]。デビュー25周年の2020年11月1日には、代々木第一体育館から無観客の配信ライブを行っている[3]。
なぜ、これが最後だったのか
2021年3月12日、所属事務所は公式サイトで、V6が11月1日をもって解散すると発表した[4][1]。発表によれば、6人は2019年春ごろから、デビュー25周年に向けて話し合いを重ねてきた。その中で森田剛が役者として新たな挑戦をしたいと伝え、ほかの5人はその思いを受け止めた。6人の中には「この6人でなければV6ではない」という考えが一貫してあったと説明された[4]。解散の日はデビュー記念日の11月1日とされ、20th Centuryはユニットとして続き、Coming CenturyはV6とともに活動を終えることも伝えられた[1]。
7月には、全国ツアー「LIVE TOUR V6 groove」の開催が発表された。2017年以来4年ぶりの、最後の全国ツアーで、解散の日の11月1日の最終公演は生配信されることになった[3][5]。ツアー初日の9月4日に出たアルバム『STEP』は、全曲が新曲で、6人が全曲をプロデュースした[5][6]。ツアーは全国9か所を回り、最後は幕張メッセ 幕張イベントホールでの10月31日と11月1日の2日間だった[5]。10月25日放送のTBS系『CDTVライブ!ライブ!』は、V6として最後の音楽番組の出演と発表され、このツアーのために作られた「目を閉じれば」をテレビで初めて歌う曲目が組まれた[7][8]。
この日について伝えられていること
11月1日は、1995年のデビューからちょうど26年の日だった[2]。公演は生配信もされた[9][10]。
幕開けの曲は『STEP』の「雨」で、長さ12メートルの白い紗幕6枚にメンバーの影が映し出された[10][11]。セットリストはメンバーが選んだ全41曲で[10]、トニセンとカミセンが1996〜2008年の曲を4曲ずつ歌うメドレー、「MUSIC FOR THE PEOPLE」から「TAKE ME HIGHER」までのユーロビートのメドレー、『STEP』の曲をカミセンが「High Hopes」、トニセンが「グッドラックベイビー」で歌う場面と続いた[11][9]。ORICON NEWSによれば、初めて歌う曲が14曲、振り付けを新しくしたものが7曲あった[11]。シングルのメドレーではステージが高さ6.5メートルまでせり上がり、6人はトロッコでも会場を回った[9][10]。
MCでは、最後の会場が幕張になったいきさつも語られた。井ノ原快彦によれば、V6はこれまで締めくくりの公演を代々木で開くのが通例だったが、今回はオリンピックの影響で会場を確保できなかった。幕張メッセは、代々木が使えるかどうか分からないうちから日程を押さえ続け、V6は代々木でやるべきだが、だめなら幕張で開いてほしいと申し出てくれたという。岡田准一が「好きになっちゃう」と応じると客席から拍手が起き、井ノ原は幕張がふるさとだと冗談を言った[2]。
本編の最後は、このツアーのために作られ、まだ音源になっていなかった「目を閉じれば」で、LEDには歌詞とメンバーの笑顔が映された[11][9][8]。アンコールでは、ファンのメッセージカードと「ありがとう」の声を集めた映像が流れた[9][12]。
最後のあいさつで、井ノ原は、悲しくなると思っていたがただ楽しかったと話した[13]。リーダーの坂本昌行は、もう一度この景色に戻るという目標が見つかったと語った[14]。長野博は目を潤ませ、ファンの拍手と「ありがとう」に支えられてきたと感謝した[15][12]。三宅健は、今日はみんなにとっても自分にとっても人生でいちばん寂しい日かもしれないと言いながら、これからもV6を愛してほしいと呼びかけた[16]。森田剛は、惜しまれて終われるのは幸せなことだと話し、この6人を信じてほしいと伝えた[13]。岡田准一は、メンバーの良さを見つけ合い、まだできそうなくらいの可能性を感じながら終われると語った[13][11]。
最後の曲は、アンコールの「95 groove」だった。6人は姿が見えなくなるまで笑顔で手を振り続け、そのあとスクリーンには、ファンへの感謝と「いつかどこかでまた逢う日まで」の言葉を記したメンバーからのメッセージが映された[12][2][10]。
この公演が残したもの
公演の映像は、2022年4月13日にBlu-ray/DVD『LIVE TOUR V6 groove』として3形態で発売され、公式の作品ページは、全形態にこの日の公演を「完全収録」したと説明している[17][18]。初回盤Bには「目を閉じれば」と「鏡」を初めて収めたCDが付き、通常盤のジャケットには岡田准一が撮影した6人の写真が使われた[17][19]。発売週のオリコンランキングでは、Blu-rayが約9.2万枚、DVDが約2.9万枚を売り上げ、DVD・Blu-ray・音楽映像の3部門で初登場1位になった[8]。
これとは別に、同じツアーの10月のさいたまスーパーアリーナ公演が『LIVE TOUR V6 groove at SAITAMA』として、2021年12月10日からPrime Videoで7言語の字幕つきで配信された[20]。
ORICON NEWSはこの解散ライブを、誰もが知るV6と、まだ誰も見たことのないV6を両立させ、最後まで新しい表現に挑んだ公演と伝えた[11]。デビュー30周年の2025年11月1日には、V6とComing Centuryの楽曲あわせて400曲の配信が始まった[21][22]。
1995年11月1日のデビューから26年。V6の最後のステージは、同じ11月1日に、デビューのときと同じ6人で迎えられた。
セットリスト
41曲 [17][24][25][26][10][9]本編 アンコール 最後の曲
- 雨
- TL
- Heart Beat Groovin'
- 太陽のあたる場所
- over
- UTAO-UTAO
- Ash to Ash
- ジンクス
- HAVE A SUPER GOOD TIME
- Knock me Real
- Born to run
- オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ
- silver bells
- Dahlia
- 分からないだらけ
- MAGIC CARPET RIDE
- blue
- Let Me
- MUSIC FOR THE PEOPLE
- BEAT YOUR HEART
- MADE IN JAPAN
- TAKE ME HIGHER
- High Hopes
- グッドラックベイビー
- 素敵な夜
- Best Choice
- PINEAPPLE
- 家族
- Full Circle
- Sweet Days
- Believe Your Smile
- 愛のMelody
- 本気がいっぱい
- Darling
- グッデイ!!
- HONEY BEAT
- CHANGE THE WORLD
- WAになっておどろう
- 愛なんだ
- 目を閉じれば
- アンコール95 groove
もうひとつの終演を読む
グループの幕引きには、それぞれの形があります。
- 活動期間(1995年〜2021年11月1日)
- シングル「MUSIC FOR THE PEOPLE」でデビュー。
- デビュー25周年の日に、国立代々木競技場第一体育館から無観客の配信ライブを行う。
- 11月1日をもっての解散を発表。20th Centuryは存続し、Coming CenturyはV6の解散とともに活動を終えると伝えられる。
- シングル「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」を発売。通常盤に、のちにラストライブの最後の曲になる「95 groove」を収録。
- 全国ツアー「LIVE TOUR V6 groove」と、最終日11月1日の生配信が発表される。
- アルバム『STEP』を発売し、ツアーがマリンメッセ福岡で始まる。
- ラストライブ
- この公演をもって解散。Coming Centuryも活動を終え、20th Centuryはユニットとして続く。
- ツアーの10月のさいたまスーパーアリーナ公演を収めた『LIVE TOUR V6 groove at SAITAMA』がPrime Videoで配信開始(この公演とは別の日)。
- この公演を収めたBlu-ray/DVD『LIVE TOUR V6 groove』を発売。オリコンの映像3部門で初登場1位。1年後
- デビュー30周年の日に、V6とComing Centuryの楽曲計400曲の配信が始まる。4年後
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LIVE TOUR V6 groove
通常盤(Blu-ray 2枚組、税込6,380円)。Disc1は本編(original Edit)、Disc2は「95 groove」とメンバーのパーソナルエディット映像。公式の作品ページは、全形態に2021年11月1日の公演を「完全収録」と説明している。
LIVE TOUR V6 groove
通常盤(DVD 2枚組、税込6,380円)。内容はBlu-ray通常盤と同じ。公式の作品ページは、全形態に2021年11月1日の公演を「完全収録」と説明している。
LIVE TOUR V6 groove
初回盤A(Blu-ray 2枚組、税込9,240円)。本編(another Edit)に、全国のMC集と、ツアーのリハーサルから11月1日までのドキュメント映像が付く。DVD 3枚組(AVBD-27529~31)もある。公式の作品ページは、全形態に2021年11月1日の公演を「完全収録」と説明している。
LIVE TOUR V6 groove
初回盤B(Blu-ray 2枚組+CD、税込9,240円)。本編(another Edit)に、V-Land特別映像「WANDERER」と未公開ライブ映像のセレクト集が付き、CDには「目を閉じれば」と「鏡」を初めて収めた。DVD 2枚組+CD(AVBD-27534~5/B)もある。公式の作品ページは、全形態に2021年11月1日の公演を「完全収録」と説明している。
出典
- V6解散でComing Century活動終了 森田剛の事務所退所受け、20th Centuryは存続 — ORICON NEWS, 2021年3月12日
- V6ラスト公演「代々木でやるべき」幕張メッセの“配慮”にメンバー感激「好きになっちゃう」 — モデルプレス, 2021年11月1日
- V6 集大成全国ツアー&アルバム発売 解散の11・1に生配信も — デイリースポーツ, 2021年7月20日
- V6解散 森田剛退所【発表全文】「6人でなければV6ではない」 — デイリースポーツ, 2021年3月12日
- V6、9月から全国ツアー開催&全曲セルフプロデュースのアルバム発売決定 — ぴあ, 2021年7月20日
- V6、4年ぶりの全国ツアー開催&アルバム発売が決定 — THE FIRST TIMES, 2021年7月20日
- V6、最後の音楽番組『CDTVライブ!ライブ!』曲目決定 「目を閉じれば」TV初披露 — ORICON NEWS, 2021年10月
- V6のラストツアーファイナルライブが「映像3部門」同時1位獲得【オリコンランキング】 — ORICON NEWS, 2022年4月21日
- V6、デビュー記念日に笑顔でラストパフォーマンス「26年間僕たちについてきてくれてありがとう」 — ぴあ, 2021年11月2日
- V6、集大成ライブで26年の歴史に幕「いつかどこかでまた逢う日まで」 — ORICON NEWS, 2021年11月1日
- V6、解散ライブでも“進化”続ける 最後まで可能性を追求する美学貫く — ORICON NEWS, 2021年11月2日
- V6、ラストライブで26年の歴史に幕 最後のメッセージは「また逢う日まで」 — モデルプレス, 2021年11月1日
- V6、解散ライブに悲壮感なし 誰も欠けず“胸を張って”迎えた最後「6人を信じてほしい」 — モデルプレス, 2021年11月2日
- 【V6解散公演】リーダー坂本昌行「目標が見つかりました」ファンとの再会目指す<最後のメッセージ全文> — モデルプレス, 2021年11月1日
- 【V6解散公演】長野博、目潤ませ「前を向いてしっかりと歩いていこうと思います」<最後のメッセージ全文> — モデルプレス, 2021年11月1日
- 【V6解散公演】三宅健「これから先もずっとV6をまだまだ愛して」<最後のメッセージ全文> — モデルプレス, 2021年11月1日
- LIVE TOUR V6 groove - DISCOGRAPHY — V6 Official Website(MENT RECORDING)
- V6、ラスト・ツアーの模様を完全収録したDVD&Blu-ray『LIVE TOUR V6 groove』4月13日リリース決定。岡田准一がメンバーを撮影した写真展も開催 — TOWER RECORDS ONLINE, 2022年2月24日
- V6、ラストツアー映像作品のジャケット&「愛なんだ」含む6曲が流れるティザー映像公開 — ぴあ, 2022年3月10日
- V6『LIVE TOUR V6 groove at SAITAMA』テレビCM放送開始 「TAKE ME HIGHER」とともに感動蘇る — ORICON NEWS, 2021年12月7日
- 今年デビュー30周年を迎えるV6がデビュー記念日にサブスクリプションサービス解禁! — V6 Official Website(MENT RECORDING), 2025年10月26日
- V6、サブスク解禁記念し“同期”「ゆりかもめ」車両を特別ジャック 30年の歩みを表現 — モデルプレス, 2025年11月2日
- Makuhari Event Hall — 幕張メッセ
- 「LIVE TOUR V6 groove」 セットリスト① — V6 Official Website(MENT RECORDING)
- 「LIVE TOUR V6 groove」 セットリスト② — V6 Official Website(MENT RECORDING)
- 「LIVE TOUR V6 groove」 セットリスト③ — V6 Official Website(MENT RECORDING)
- 53rd Single「僕らは まだ / MAGIC CARPET RIDE」 - DISCOGRAPHY — V6 Official Website(MENT RECORDING)
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